外来診療

全ての疾患では正確な「診断」が最も重要です。
確実な診断を得るために名古屋動物医療センターでは外来診療に十分な時間をかけて診察します。

人の医療と異なり、動物は自らの痛みの部位や病状を教えてくれません。ですので、我々は飼い主様が観察した異常所見を詳細に聞き取るとともに、診療に多くの時間を費やす必要があります。動物の痛みの部位を特定するには視診と触診が最も重要で、レントゲン・CT・MRIなどの画像だけでは動物の痛みの部位を特定できません。
ですので、外来診察の第一段階で最も重要なのは視診、触診、聴診、歩様検査などであり、その段階での診断精度を高くするには多くのトレーニングと知識・経験が必要です。その次に、脳神経検査、整形外科徒手検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、細胞診検査などの動物に負担のかからない検査を進めます。それらの検査だけでは診断が不確定な場合には、麻酔下での検査・処置が必要となります。

また、手術が必要と思われる動物では「手術適応」の判断が最も重要です。手術には利点と欠点(Risk)があります。それは、個々の動物により様々で、病状、全身状態や併発疾患、性格、年齢などを加味して判断します。その旨をご説明し、飼い主様の意向を考慮したうえで最終判断します。何故なら、動物自身は判断が出来ないため、その家族と動物病院スタッフが協調して、決して後悔の無いように、その動物にとって最善の治療方針を選択する必要があります。

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