建築設備
名古屋動物医療センターは安心・安全に高度医療を行うための建築設備が多数導入されております。
日本の二次診療動物病院ではトップクラスの設備で施工されています。
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名古屋最大規模の施設
名古屋動物医療センターは2007年設立の名古屋動物整形外科病院が規模拡張のため、東山通り沿いの現在地に2012年5月に移転しました。 建物は重量鉄骨造の4階建、敷地面積: 848.90㎡(257,2坪)、建築面積 599.35 ㎡、延床面積 2,142.18 ㎡(649,1坪)で、名古屋で最大規模の動物病院です。
1階に21台の駐車場・2階が外来フロアのため、雨の日でも濡れないで来院可能
1階は21台の駐車場で、2階が受付・外来診察のため、雨の日でも濡れないで1階の駐車場から病院内に入ることが可能。
また、駐車場は直射日光が当たりませんので、夏でも車内で待っていただくことが可能です
停電の対策―ディーゼル自家発電装置
当院は自然災害に配慮した動物病院です。近年は多くの自然災害が各地で発生しています。
病院の医療機器の殆んどが電力で稼動しているため、人の病院では厚生労働省が非常用電源の設置を求めていますが、多くの動物病院には設置されていません。
当院では停電時に自動的にディーゼル自家発電装置(写真左)が駆動し、停電時にも手術室やICUなど命に係わる部署に安定した電力の供給ができます。
赤いコンセント(写真右)には停電時に電力が供給されます。
断水の対策―16トンの貯水設備、リハビリ用プール水
水は医療行為を継続するためには欠かせません。災害時には公共の水道管が破損し、水道水の断水や汚水の混入が予想されます。
当院は16トンの貯水槽を設置しており、一時的な断水(48時間程度)であれば制限なく利用可能です。また、リハビリ用プール水を非常用水(トイレの洗浄水等)として活用することができるようになっています。
建物内に2基のエレベータ(外来用定員9名・病棟用定員13名)
建物内に2基のエレベータが設置されています。外来入口には外来用の定員9名のエレベータがあり、歩行困難な動物でも2階の外来に容易に来院可能です。
また、建物中央のスタッフ用出入り口には病棟用の定員13名の大型のエレベータがあるため、台車やストレッチャー等を用いてエレベータで上部階に移動可能です。
大型犬等で駐車場から2F診察室へ上がる場合など、大型の台車やストレッチャー等のご使用の要望があれば当院スタッフにお申し出下さい。
館内は犬が滑らないための犬専用の床材(クッションフロア)を使用
当院は歩様異常のある神経疾患や運動器疾患で来院する犬のために、床の材質には十分配慮しております。
犬が滑らない材質でかつ衛生的に掃除が可能な床材質を選択してあります。
犬が歩く場所(待合室・診察室・処置室・入院室・廊下等)は全て「犬用のクッションフロア」が施工してあります。
セミナールーム―講習会・症例検討会・スタッフミーティング(30名の会議が可能)
3階のセミナールームで講習会・症例検討会・スタッフミーティングが行われています。
天井から天吊りプロジェクターが設置してあり、パソコンからの映像や手術室からの手術映像がリアルタイムで投影可能です。
また、セミナールーム専用のコーヒーマシンでコーヒーを淹れ、軽食を食べながらミーティングを行います。
高速LAN配線による院内ネットワークシステム構築
高速LAN配線による、全館院内ネットワークが構築されています。
建物内に2か所の犬用野外運動場
室内の排便排尿が苦手で室外でしか排泄できない犬や、室外でのリハビリテーションのために建物内に室外運動場が2ヵ所あります。
面会室
入院室横に家庭のリビングのような面会室があり、入院中の動物の面会・リハビリ指導・病状説明等に使用します。