整形外科
概要
犬猫の整形外科では「骨・関節・靭帯・筋肉」の運動器を対象に専門治療を行っています。
動物とは字のごとく「動く」「物」です。動物にとって「動く」ことは生きて行くうえで最も重要な要素です。犬や猫が正常に「動く」ことが出来ず、何らかの運動器障害が認められた際には適切に対処する必要があります。
動物の運動能力は様々で、家庭動物からスポーツドッグ、使役犬等で要求されるパフォーマンスは大きく異なりますので、動物の整形外科診療・手術は高度な専門性が要求されます。
当病院は2007年に日本で初めて犬猫のリハビリテーション施設を併設した獣医整形外科の専門病院として設立され、犬猫の整形外科疾患に関して日本最大規模の施設を備え、本邦で有数の診察と手術実績があり、一般の動物病院では診断・治療が難しい疾患の治療や手術にも対応しています。
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特色・方針
人とは異なり、動物の場合には機能異常や痛みの部位を自ら自己申告してくれませんので、跛行診断が最も重要です。
跛行診断を正確に行うためには、知識と経験に裏付けされた専門医による整形外科身体検査が必要です。
また、画像診断としてレントゲン・CT・MRI・関節鏡・超音波断層は最新鋭の装置により高い安全性と診断精度を誇っています。
また、手術は陽圧クリーンルームでの無菌操作で手術部感染を最低限にし、手術中C-arm透視装置を併用することで、最低侵襲手術を行っています。
手術後はリハビリテーション専門スタッフが機能回復に最善を尽くします。
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対象疾患
- 骨折
- 脱臼
- 靱帯損傷
- 成長板障害
- 骨変形
- レッグペルテス病
- 関節リウマチ
- 股関節形成不全
- 肘関節異形成症
- 遺伝性骨関節疾患
- 成長期骨関節疾患
- 感染症
- 骨癒合不全
- 関節炎
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