基本方針

基本方針

  • 全てのスタッフは動物に対して心から愛情をもって接することを誓います。
  • 動物にとって安全かつ最高の質を伴った最善の動物医療を提供します。
  • 最新の高度動物医療を提供します。
  • 病気を診るのではなく、動物を診ます。
  • 動物医療の向上に寄与します。
  • 我々は動物のために、たゆまぬ努力を続けます。

飼い主様の権利 と飼い主様へお願い

【飼い主様の権利】
  • 動物に対して安全かつ質の高い動物医療を受ける権利があります。
  • 自由意志に基づいた治療を選択する権利があります。
  • 動物の尊厳を尊重した動物医療を受ける権利があります。
  • 十分な説明と情報提供を受ける権利があります。
  • セカンドオピニオンを希望される場合には紹介を受ける権利があります。
  • 個人情報は保護される権利があります。
【飼い主様へのお願い】

動物は自分の意思では治療を受けることが出来ません。ですので、飼い主が動物を観察することが非常に重要ですから、気が付いたことや些細なことでも出来る限り正確にスタッフにお伝え下さい。

動物病院での検査・治療・入院に際し、動物にとって可能な限り恐怖感やストレスや痛みを与えないように配慮したいと考えておりますので、状況に応じて飼い主様のご協力をお願いすることがあります。

病院スタッフの説明が分かりにくい場合や疑問がある場合には、ご遠慮せずに納得できるまでスタッフにお聞き下さい。

動物医療における専門病院の役割

人の医療ではホームドクターと高度医療病院あるいは専門病院に分かれています。動物の医療においても欧米では獣医の専門医制度が確立され、ホームドクターと専門病院との役割分担が進んでおります。

言葉を話せない動物にとってホームドクターが個々の動物の性格や変化を詳細に把握することが非常に重要です。しかしながら、1人の獣医師では全ての病気を把握することや特殊な病気や高度な専門知識を必要とする手術などに対応することは不可能です。そのために、動物医療の役割分担が必要なのです。

動物医療での役割分担とは、通常の病気の予防や軽い病気の場合にはホームドクターに診ていただき、特殊な手術や設備が必要と考えられる病気の場合には、専門的なスタッフや設備と機能を備えた専門病院と連携して治療を行います。つまり、専門病院では高度医療や急性期治療を中心に行い、状態が落ち着けばホームドクターによって治療を継続していただくというものです。といっても決して当院との関係が切れるわけではありません。定期的な専門検査等は当院で行い、その結果をホームドクターにもお知らせしながら共同で治療していきます。つまりあなたの動物には2人の主治医がつくこととなり、複数の目でより細かい診療を継続して受けることができるのです。

結果として、「飼い主様」と「ホームドクター」と「名古屋動物医療センター ®」の3者がチームを組んで動物の病気を防ぎ、病気と闘うことで最善の動物医療を円滑に行うことが出来るのです。

ホームドクターからの紹介等については、お気軽にご相談下さい。

スポーツドッグ外来について

近年、ドッグスポーツが非常に盛んになっておりますが、しかし、それに伴って犬のスポーツ傷害も急増しています。これはディスクやアジリティを行っている場合だけではなく、週末にドッグランや川や山で遊ばせる場合にもスポーツ傷害は起こります。犬の運動器疾患では人の場合とは異なり、自覚症状で病院へ行くことはありません。ですので、より長い間、愛犬と共にドッグスポーツを楽しむためには、飼い主がスポーツ傷害に対する正しい知識と対処法を持ち、可能な限り予防していくと同時に傷害が起こった場合には上手に付き合って行く方法を知ることが必要です。

●スポーツ障害は主に「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の2つに分けられます

スポーツ外傷とは急激な大きな外力によって骨や軟骨、筋肉や腱や靱帯が損傷され、骨折、脱臼、靭帯断裂などが起こることです。その場合、外力によって損傷された部位を正確に把握し、可能な限り元の状態に近く戻す事が治療の中心になります。場合によっては手術が必要になります。

スポーツ障害とはスポーツでの繰り返しの動作により徐々に骨、軟骨、筋肉や腱や靱帯が傷害を受けることです。その場合、長い時間かかって少しずつ損傷された関節や骨の異常は診断するのが難しいことが多く、専門的な治療やリハビリテーションが重要となります。

我々は、愛犬がスポーツ復帰できるためにどうすることが最善かということを念頭に入れて診療します。そのために以下ことを重要視しています。

  1. 損傷の原因と部位、およびその程度
  2. 愛犬の犬種と体型
  3. 愛犬の年齢
  4. 愛犬の競技スポーツの特異性と競技レベル

これらを総合的に考慮した上で、個々の愛犬にあった治療法、リハビリテーション・プログラム、運動復帰の時期をオーダーメイドに決定しています。スポーツドッグ外来の詳細についてはお気軽にご相談下さい。

セカンドオピニオン外来について

現在、診療を受けている主治医以外の専門医から、現在の治療の内容や他の治療法等について意見を聞くことを、セカンドオピニオンといいます。
名古屋動物医療センターでは、他の動物医療機関で治療を受けている動物の飼い主様に対し、当院の獣医師がその疾病にかかわる治療法等の情報を提供することで、飼い主様が納得できる動物医療を選択できるように、セカンドオピニオン外来を実施しています。
セカンドオピニオン外来の詳細についてはお気軽にご相談下さい。

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